やる気のくじき方

いやぁ参考になってしまいます.

 「たくさんの人に好かれよう」とか「たくさんの人と仲良くしよう」と思うならOKです。2人の人は最優先で大事にして、残りの7人を仲間にすればいい。ところが、この10人中どうしても好かれない1人に「絶対好かれよう」とか「この人と仲良くしなきゃ」と思った瞬間に、実現不可能な目標になるのです。

 もちろん、すべてのお客さんに喜んでもらうという意識は大事だし、それでモチベーションが上がることもあります。ところが、10人の中のたった1人のお客さんと、うまくいかなくて落ち込んでしまうのだったら、それは不可能な目標設定だからです。それよりは、自分を支持してくれる最も上得意なお客さん2人を最優先にしつつ、残りの7人の人にエネルギーを注いで、その人たちに、ウチの商品がいいなと思ってもらうようにしたほうがいいのです。

 同様に、社内の同僚で10人中1人くらい、あまり好きじゃない人がいたとします。その場合はその1人に意識を向けるのではなく、大事な2人と仲良くし、残りの7人に意識を向けていく方がいい。そうしないと、実現不可能な目標になります。


工場のラインなど物理的なことは,悪くなったとこだけを修正すればいいが,心理的なものではその人の他の面にも波及する.その対策としては「Yes、But」ではなく「Yes、And」を使う,そして「Yes、And」もきついほど信頼関係がない場合は 「Yes」 だけを使う.

全体として自分や人をやる気にさせる時に気をつけることですが,人をつぶす時にも使える手法でもあるのが怖いところです。。。