高校野球の国内留学 - Tocotonistの日記(晴れのち快晴)

私は大阪出身ですが、野球のレベルは比較的高いです。
私の地区のリトルリーグは一つ上の学年が全国制覇したりしていました。
四国、中国、東北、静岡などの甲子園出場チームは大阪の中学出身が多いです。
ダルビッシュ（東北高校出身）も田中将大（駒大苫小牧高校出身）も中学までは大阪府だったりします。
この状況に対して、地元中学出身の地元チームを応援できないという意見が多く、
最近は高野連が一チームベンチ入りの県外選手を５名までに規制するなど（正確には推奨）の動きがあります。また留学であることを隠すために中学卒業直前に留学先の都道府県に引越例もあるそうです。

留学する選手は、プロなど野球で飯が食える確率が同じなら、わざわざ高校時代に親元を離れて留学なんてしません。留学しても運悪く１度も甲子園に出場できない選手も多々います。

これは裏金（中学->高校、高校->プロ）など高校野球に汚い商業主義を減らすという名目もありますが、全県で必ず甲子園出場校を出した方が商業的に成功するという影響が大きいです。そして、選挙の一票の格差よりもよっぽどひどい不平等が存在します。

っでいいたいことは、出場校の割り当てをそのままに、野球留学を規制するのは、平等性にかけると思っています。