中山心太さんの講演

  • 13:15〜13:45
  • 講師: 中山心太さん(twitter
  • 所属:NTT研究所
    • 講演タイトル:SBMを利用したフィッシングサイト検知とその展望 −集合知セキュリティという考え方−
  • 資料upあり
  • videoあり
  • 講演概要

有名なウェブサイトはSBMに登録されやすいという特徴がある。また、フィッシングサイトは平均寿命が三日であるため、SBMに登録される可能性が低いと考えられる。
そこで、正規サイトとフィッシングサイトのSBM登録率を調べ、SBM登録率がフィッシング検知に有効かどうかを明らかにする。また、フィッシング検知にSBMを用いた場合、どのようなことが将来起こりうるのかの予測を紹介する。


以下は私のメモです。

  • phishing site検知の改善を目的とする
  • phishing siteの検出アルゴリズムのprecision/recallが悪い。92%, 97%など
  • phishing siteはSBMされない
    • phishing site自身が短命でもあり、なぜならphishing siteをSBMする人がいない
  • SBMされたのはphishing siteでないだとすれば良いのでは?
  • SBMをするには、id(account)を取る必要があるようにすれば、black list化できて、対処できるのでは?
    • SBMのされ方でも判断できるでしょうしね。
  • Q&A
    • クローラーと変わらないんじゃないか?(高須さん)
      • 確かにその通り
    • irregularなものを解析するといいんではないか?
      • 検討の視野には入っている
    • black listではなく, white listでいいんじゃないか?
      • 銀行だけだとそれでもOK、でもそれ以外だと数が大きすぎて難しいものもある