所有と共有地の悲劇

中学校の日本史の時間に次のようなことを習った。
狩猟(縄文時代)から農耕(弥生時代)が始まることで物の所有が一気に増え富の貯蓄が可能となった。
これは抗争や戦争の原因を一気に増やした。(それまでは狩りや水の縄張りくらいしか部族間で争うものはなかった。)
これは人の所有にもつながり、貨幣の出現で一気に流動性が高まることになり,多くの問題が引き起こされた。


また一方、ゲーム理論共有地の悲劇は所有の必要性もしくはpublic domainにおける協調のしくみの必要性を提起している。The Internetは多くの情報を無理やりに所有から共有地に移動させ著作権などの問題を発生させている。でもcopy easyな情報のケースは共有地の悲劇と少し違う現象かも知れない。


多くはゲーム理論で議論されている単なる富の分配問題かも知れないが,この辺を分かりやすく整理した文献が知りたい。
勉強中。