アナログなTaggingとその重み表現

バズワードとしてWeb2.0がはやっています.
Web2.0のいくつかの要素が本当に大きな恩恵をもたらすかはまだ数年先の結論を見ないと分からないのですが,その中でTree形状で分類できないことに対するFolksonomy的な整理は有効だと思います.


ただ現在ちまたにあふれているサービスの機能はまだ十分ではありません.


アナログ的な対象に対するDeep Taggingや,価値ある情報を差別化して見せるTag Cloudの表現方法が,まだこれからの課題だと思います.その辺は確立されていないし,私の検討は深くないので課題を簡単に上げるだけにします.

  • DeepTagging
    • Videoは2次元画面が1次元の時間で変化しています.そのコンテンツ全体ではなく,Videoの中のある場面(1つの時刻)にTaggingすることが既に始まっています.その時にSocial BookMarkで良くなされているようにみんなのTagを集め,集合知の賑わい表示などがあります.これって10分あるビデオの5分10秒目と5分11秒目に別々の人がTagをした場合にこの異なる人はおそらく同じ場面をBookmarkとしている.これらを表現する時に,Tagがデジタルに一点に打たれるとするのは限界があるので,アナログ処理,fuzzy処理が必要な気がします.
  • Tag Cloud
    • Tag Cloudは一般的に二次元で表現される.これを一次元で重み付けを表現した方がいい対象もあると思っています.またTag Cloudは一般的に人気を現していますが,昔人気があって最近あまり人気がない場合には薄くなっていったり,消えるなどが既に行われています.これは見た目のシンプルさも加わるので限界がありますが,他にもうないかなぁということは課題だと思います.