島津 悠樹さんの講演

  • 15:40〜16:45
  • 所属:ヤフー株式会社
  • 資料upなし(後日にまとめなおしてY!J tech blogに載せ、今回の資料保管庫にリンクをはる予定とのこと)
  • videoあり
  • 講演概要

ブックマークサービス" と呼ばれるサービス形態はWWW黎明期に登場し、エンジニアの間ではポピュラーな存在です。それにもかかわらず、ウェブ検索やウェブメールのような、一般ユーザへの普及が見られないのが実情です。普及の糸口となるものは何か? ひとつにユーザーインターフェース(UI)によるアプローチがあるように思います。Yahoo!ブックマークなど具体例を交えながら、その詳細についてお話できればと思います。


以下は私のメモです。

  • SBMとは
    • コミュニケーションツールの一つ
  • WEBメールに比べてSBMが普及していない(Y!JのSBMの利用率を出されたのは適切ではないと思うが、、、)のはIFの問題
  • UIをもっと突き詰めたい
    • SBMの普及に必要
  • Web系に限らず一般的にUsabilityのお話を分かりやすく説明
  • affordanceの話(マニュアルなくても分かるUI)
  • 課題
    • 表示
      • 整理されていない
      • 情報量が多い
    • 操作
      • 一貫性
      • 操作ステップ数
      • 分からない・迷う・混乱する
      • 使える感じがしない
    • 操作結果がすぐに得られない
      • 待たされる
      • 動作がもたついている
      • 操作が完了したか否かが分からない
  • こうゆうのはY!とY!Jは別々にやってるんだろうなぁ
  • deep tag/bookmark
  • 時系列概念を持ったbookmark
  • 富豪プログラミングの増井さんのファン(会場に(私の隣に)いらっしゃる)
  • すご録のキーワードによるTV録画のようにSBMを付けたいという話
    • 未来検索、prospective search結果をRSSリーダに引いて見るので良いのでは?
      • なぜSBMでやりたいのかは不明?
  • microformatsが普及してほしい
    • hReviewの活用
    • hBookmarksの提案
  • 新サービス・新機能・新概念の構築にあたる3カ条
    • 日常生活の延長としてサービスのあり方を考える
    • 新しいものを新しいものと意識させない
    • 比喩・メタファーを活用すること
      • naming大事


Q&A

  • 携帯対応はどう考えている(Y!J Bookmarkにもmobile版がないの?)
    • 対応するべき
  • 島津さんによるUIに関するお勧め本2冊

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)

デザインの輪郭

デザインの輪郭

行為に溶けるデザインを目指すべきとのこと。
人間は、自分で決めて働いているのではなくて、環境に動かされている。