矛盾

「どんな盾も突き抜く矛」と「どんな矛も防ぐ盾」は両立しないということ.(by Wikipedia)


矛盾する言葉はたくさんありますが,「2度あることは3度ある」と「3度目の正直」もその代表格の矛盾する言葉だとよく言われます.私は今までちょっと違うんではないかなぁと感じていたのですが,その認識が少数派なのかも知れません.


私が違和感を感じるのは,2度あることは3度は、1度目と2度目や、2度目と3度目が、必ずしも連続してなくても良いと思っていたからです.例えば,昨年車で事故を起こし,最近再び事故を起こしてしまったら,そのうち3度目が起こるという時にこの言葉を使うこともあると思います.この時に昨年の事故と最近の事故の間にはかなりたくさんの運転実績が合って,決して連続していないのです.そして2度目の後にすぐに事故る場合だけを言ってるわけではない(すぐの場合も含んでるだろうけど).この辺で確率などに興味がある人は二項分布でやって下さい.


でも3度目の正直は,2度の連続した失敗に対して,その後に初めてトライする時に成功することです.失敗、失敗、成功、成功と続いた時に4つ目にある成功を3度目の正直とは言いません.


要はこの2つは exclusive OR ではないと思っていました.


ただ矛盾している「2度のあることは3度ある」&「3度目の正直」 -こんに- 文学 | 教えて!gooに書いてある内容や、http://profile.allabout.co.jp/ask/column_detail.php/43888などは私と違う認識で2度あることは3度あるも連続事象と書いています、、、

二度同じようなことがつづいて起これば、またもう一度起こるものだということで、物事には反復して起こる傾向があるのをいう。また妙に悪いことは続くものだが、良いことはあまり続かないものである。(出典:ことわざ辞典 日東書院)


ただ英訳をwebから拾うと

  • What had happened twice will happen three times.
  • Never twice without three times
  • If something happens twice, you can bet it'll happen again.

など私の解釈側のようです.どっちが正しいというよりもみんな気にしていないいんだろうなぁと思う.でも中高で確率の問題を解く時には日本語を注意深く意識しましたよね.


わざわざこんなことをエントリにしたのは,確率とかを普通にちゃんと教育されてそうな人もチームラボ / teamLabのように安易に書くほど,私の日本語解釈はminorityなのかぁとショックを受けた次第です.